新年明けましておめでとうございます。
今年は、統一地方選と参議院通常選挙の年になります。
報道では、立憲民主党と国民民主党などの野党間では、おもに一人区を巡る統一候補の調整が順調に進むかどうか不透明感があるようです。
また、野党再編ということについても、他党と政策調整をして組織的な合併をすることはないとする立憲民主党枝野代表の強い方針がある中、今後、野党の勢力地図がどう展開されていくのかも注目されるのでしょうか。
確かに、他党と政策調整をして組織的な合併をすることはないとする立憲民主党の方針も一見すると、他党を排除しているような感じはしますが、安易に合併しても昔の名前が揃いましたということになることを避けようとするのは当然かもしれません。そうでなければ、2017年の民進党実質解体はなんであったのかということになります。
また支持率7%と1%の党が合併し、支持率を足して、少なくとも8%になれば最低限の安堵になりますが、8%以下になってしまうことも懸念されるのでしょうか。そういう方法で合併し、いったん支持率8%以下になった場合、将来的にそれ以上、上昇していく可能性が厳しいということなのでしょうか。ならば7%の支持率のもと、我が道をいくで、選挙を戦ったほうがよいのかもしれません。
マスコミ情報では、衆参同日選の可能性もゼロではないようです、夏の参院選に合わせ、消費増税延期とか北方領土外交を大義名分に衆議院を解散して信を問うなどと。
衆参同日選は過去二回の実績は与党有利でしたので、与党においても同日選を期待する声があるようですが、選挙制度が中選挙区制であった過去の事例と現在の小選挙区制のもとでは事情が異なり、与党が善戦するとはかぎらないとする見解もあるようです。
憲法改正の動きが活発になるかどうか、参院選が注目されます。参院選で政権・与党は改憲勢力を維持できるか、そのために同日選に踏み切るか、政権・与党の憲法改正への本気度が見えてくるかもしれません。同日選ならば、改憲勢力維持に勝負をかけ、結果、改憲への流れは進んでいくというところなのでしょうか。
政治の季節といわれた時代がありました。そのときと政治的関心や政治状況は異なりますが、大事な一年になりそうです。
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